マグリット

マグリットとは?

【マグリットとは?】

 

「マグリット」、どこかで聞いたことがあるような名前だけど、
詳しくは思い出せない、といったような感じではないでしょうか。

 

もし、「マグリット」と聞いてすぐにわかるようであれば、
美術や芸術、絵画について詳しいといってもいいでしょう。

 

 

「マグリット」とは画家の名前です。
(ほかにもブランド名やショップ名もありますが・・・)

 

 

 

 

【画家のマグリットについて】

 

画家のマグリットは本名をルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット
(Rene Francois Ghislain Magritte)と言い、1898年ベルギーで生まれました。

 

 

幼少の頃、母親が自殺していまい、ルネ・マグリットにとって、
少なからぬ衝撃を与えたといわれています。

 

いつの頃からか不明ですが、10代後半にルネ・マグリットは、
ベルギーにある美術学校へ通うこととなりました。

 

 

20代前半にかけてはルネ・マグリットの作風は、
特に定まっておらず、グラフィックデザインや広告ポスター、

抽象画などを手がけており、模索の時期を過ごしていたように思われます。

 

 

ルネ・マグリットの作風を方向付けるような出来事に遭遇したのは、
彼が20代半ばにジョルジョ・デ・キリコの作品を見たことによります。

その後、ルネ・マグリットはシュルレアリスムの作品を描くようになりました。

 

 

ルネ・マグリットの代表作としては、
「ピレネーの城」、「光の帝国」、「大家族」などが有名ですね☆

マグリットのピレネーの城

【マグリットのピレネーの城】

 

画家であるルネ・マグリットの代表的な作品はいくつかありますが、
中でも「ピレネーの城」という作品は、

雑誌などで一度は見たことはあるのではないでしょうか。

 

 

ピレネーの城という作品名を聞いただけでは、
おそらく、ピンとくることはないと思いますが、

「空中に浮いた巨大な岩が描かれた作品」と言えば、
少しピンとくるのではないでしょうか。

 

 

「ピレネーの城」の絵はパッ見ただけだと、
巨大な岩が空中に浮いているシーンが強烈なため、

細部にわたって覚えていることは少ないと思います。

 

 

ピレネーの城はその巨大な岩の上にじつは「お城」が描かれています。

 

 

その描かれたお城がピレネーということになるらしいのですが、
あの断崖絶壁のピレネー山脈のこと(だと思う)と、

その空中に浮いた巨大な岩をシンクロさせているのかなぁ?
と見る者に、そう思わせているのかもしれません。

 

 

 

さらにその巨大な岩が浮いている足元を見ると、
なんとそこは「海の上」ということがわかります。

 

 

海の上に、空中に浮かんだ巨大な岩、その岩の頂点に乗っているお城・・・。

 

 

ガンダーラではありませんが、
到底、たどり着けることのできないお城、

という意味が含まれているのかもしれません。

 

 

しかし、そのお城をよく見ると、窓から人の顔が見える、
というようなことはなさそうでした・・・☆

マグリットの光の帝国

【マグリットの光の帝国】

 

ルネ・マグリットの有名な絵画のひとつに、
巨大な岩が空中に浮いている「ピレネーの城」というのがあると書きましたが、

他にも有名な絵画として「光の帝国」が上げられるでしょう。

 

 

ルネ・マグリットの描いた「光の帝国」という絵画は、
一見するとなんの変哲もない普通の家が描かれているように見えます。

 

 

細部にわたって見渡しても特にルネ・マグリットが描く、
ピレネーの城などのような奇抜さは見当たりません。

 

 

 

しかし、よく見ると、この絵にもやはりルネ・マグリットの奇抜さは表現されていたのですね。

 

 

 

 

光の帝国は細部ではなく、全体というか上部と下部にわかれて、
その奇抜さが描かれているのです。

 

 

知っていればすぐにわかるのですが、
この「光の帝国」の絵は「空は昼間」を描いており、

「家(とその周囲)は夜」を描いているのです。

 

この現実的にはあり得ないような状況というものを、
ルネ・マグリットはこの絵の中に表現したのです。

 

 

全体を一見すると、どこもおかしい箇所はないのですが、
その上記のポイントを指摘されてからこの絵を見ると、

じつに不可思議、というか奇妙、というか、
少し空恐ろしい雰囲気が漂ってくるから面白いです。

 

 

しかし、この画力がルネ・マグリットの持っている実力なのだなぁ、
と改めて実感させられるところがこの絵の素晴らしさと言えるのかもしれません☆


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